減塩レシピ  Bistro"1.8g"

igA腎症の料理人「M」です。当ビストロでは、一食当たり塩分1.8g以下の美味しい減塩料理を紹介。

菜の花と鶏笹身のサラダちらし寿司(調味料の塩分1.0g)

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日差しの穏やかな一日でしたね。

やっと本格的な春がやって来たという感じです。

  

本日は、春野菜の代表格、

菜の花を使った、サラダ仕立ての「ちらし寿司」を紹介します。

 

 

菜の花の旬は早春ですが、まだまだスーパーに並んでいます。

苦みが苦手な方は、カブブロッコリーアスパラガスでも代用できます。

菊菜小松菜なんかでも美味しそうですね。

 

 

このメニューは、兎に角簡単、楽ちん!

炊いて混ぜれば出来上がりです。

 

キノコと生の笹身を米と一緒に炊き込むことで、

合わせ出汁をご飯が吸い込み、

寿司酢をあれこれ調合する手間がいらないのです。

 

 

付け合わせにはポテトサラダを作ります。

ちらし寿司がさっぱりしている分、

コクのある味付けに(でも塩分は少な目)。

こちらは後日記事にしたいと思います!

 

 

 

 

■菜の花と鶏笹身のサラダちらし寿司(1人前)

※レシピの著作は当ブログにあります。無断での私的・商用利用(無断複製・公開・転載・販売)を禁じます。

 

材料

酢飯

・白米 2合 

・鶏笹身(生) 1本

・エリンギ、シメジなど、お好みのキノコ 適量

・千切りしょうが 少々

・日本酒 大さじ1 

・本みりん 大さじ1

 

トッピング

・菜の花 1束

・ベビーリーフ 1/2P 

・プチトマト 3個

・ゆで卵(お好みの茹で加減) 1個

 

A:寿司酢

・リンゴ酢(米酢やワインビネガーでも可) 適量

 

B:後がけドレッシング

濃口醤油 小さじ1強(塩分約1g)

・EXVオリーブオイル 大さじ1

・からし(粒マスタード、わさびでもOK) 適量

※お好みでにんにくを少々加えると食べ応えがあり、男性も満足のお味に。

※黒コショウを加えても良いです。

 

C:薬味

・白ごま 適量

 

作り方

1、洗った白米を釜に入れ、しょうが・日本酒・本みりんを加え、冷水を入れる。水の量は、寿司用の記載がある場合は従う。無ければ気持ち少な目に。水の量を合わせてから、ざっくりと千切った生の鶏笹身とキノコを加えて混ぜ、炊く。

 

2、菜の花は蒸すか、さっと茹でる(塩は入れない)。冷水にとって、水気を切る。ベビーリーフは洗ってしっかり水気を切る。プチトマトは半分にカットしておく。ゆで卵を茹でる。

 

3、ご飯が炊けたら、すぐに木のおひつあける(木のおひつがなければ、大きめのボウルを用意して、表面にキッチンペーパーで薄くお酢を塗ると、ご飯がくっつかずに済みます)。リンゴ酢を少しずつ回しかけながら、しゃもじでさっくり混ぜる。酢加減がお好みになったら表面をならし、粗熱が取れるまで、酢飯の表面を覆うようにぴっちりとラップをする(結露防止のため)。

 

4、後がけドレッシングの材料をよく混ぜ合わせ、別添えの器に入れる。 

 

5、冷めた酢飯にベビーリーフを加え、全体を混ぜる。器にシャリを盛り、菜の花、プチトマト、カットしたゆで卵を飾り、白ごまを振りかける。

 

食べ方

食べるときに、後がけドレッシングを回しかけて、混ぜながらいただく。

 

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ポイント

・炊飯時に日本酒と本みりんを少し入れることで、更に旨みがアップします。

(料理酒やみりん風調味料は絶対に使わないで下さい。塩分が微量に入っていますし、添加物も多いです。日本酒は紙パックの安売りの物で十分です。)

・寿司酢にリンゴ酢を使うことでフルーティーな風味が加わり、奥行きのある味わいに。

使用する塩分を後がけドレッシングのみにすることで、食べたときの舌の満足感を上げ、減塩ポイントになっています。

今回は1.0gの塩分量で作りましたが、それぞれの許容範囲内で醤油の量を増やして下さいね。) 

 

普通食アレンジ

塩味が足りない、というときは、かまぼこやちくわ、カニカマなんかをトッピングしてあげればご家族も喜びそうですね。

ボリュームが欲しければ、米を炊くときに薄揚げを入れても良いと思います。

にんにくは、入れると「ザ・イタリアン」になり、格段に美味しくなります!

中華風が良いな、と言う方は、オリーブオイルをゴマ油にしてもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

ぜひお試しください!

 

「M」