脱・減塩醤油のすすめ ―自家製だし醤油の作り方―
お醤油について書きたいと思います。
減塩を目指すときに、
真っ先に思い浮かべるのが、調味料の塩分。
巷には減塩シリーズがたくさん溢れており、
味も美味しく便利だ、なんて言われております。
塩分制限のある人は、何はなくとも減塩醤油!
みたいな強迫観念さえ感じる今日この頃ですが。。。
「減塩醤油」
文字通り、普通の醤油に比べて塩分が少ない。
種類にもよりますが、
食塩の量が普通の醤油に比べて50%程度少なくなっています。
で、
塩分が少ない=感じる旨みが少ない
となるわけで、
美味しくするために『酸味料』なるものが添加されているのですが...
この酸味料って、ほんと何なんでしょう。
あまりにざっくりとしすぎていて笑えます。
酸味っていうからには酸っぱいんだろうな、なんて思ったり。
一体何からできているのか?
謎です。
(天然由来であれば、アレルギー等の関係で必ず表示がありますので、おそらく合成のものだと思いますが)
というわけで、私は減塩醤油をおすすめしません。
食塩量の少ない減塩醤油をドバドバ使うより、
旨みの濃い、上質なお醤油を少し使いたいものです。
今回は、ご家庭で簡単に作れる
「自家製だし醤油」
の作り方を紹介します。
■自家製だし醤油■
材料
・濃口醤油
・天然だしパック
※天然素材100%のだしパックを使ってください。
※漬け込むので、無漂白紙パック入りのものをおすすめします。
作り方
ドレッシング入れなど、保存可能容器にだしパックと濃口醤油を入れ、冷蔵庫で一晩寝かせる。
保存
・要冷蔵。醤油の賞味期限に従ってください。
・使った分だけ醤油を継ぎ足し、だしの香りが薄くなったら新しいパックで作り直す。
私はスーパーで売っている普通のだしパックを使っています。
(お値段は至って普通ですが、必ず天然素材のものを選びます。)
鰹節、イワシ煮干し、昆布、椎茸、アジ。
味に深みが出て、べらぼうに美味しくなります!
風味がすごいので、少ない量でも、舌が満足してくれます。
料理に使うのはもちろん、お刺身にも合いますね。
ぜひお試し下さい。
「M」