アンチョビたっぷりプッタネスカ(塩分・約1.7g)
プッタネスカのレシピが完成しました!
トマトの赤
パセリの緑
オリーブの黒
すばらしい色合いですね!
香りもたまりません。
先日アップした普通のプッタネスカより、
トマト感が少ないのがお分かりいただけるでしょうか?
トマトたっぷり、ジューシーなパスタもおいしいんですが、
水分が多くなる分、塩味が薄く感じてしまいます。
なので、今回はトマトの量を少し減らし、
尚且つよく煮詰めて水分を飛ばしています。
これはこれでとてもおいしいですよ!
■アンチョビたっぷりプッタネスカ(1人前)
※レシピの著作は当ブログにあります。無断での私的・商用利用(無断複製・公開・転載・販売)を禁じます。
材料
・オリーブオイル 大さじ1.5杯
・ニンニク ひとかけ
・鷹の爪 少々
・アンチョビ 9g(塩分・約1.26g)
・トマト水煮缶(ホール) 150g
・キューピー「ブラックオリーブ」 1/2パック(塩分・約0.45g)
・こしょう 少々
・乾燥パセリ 少々
・パスタ 180g
※麺が多いとその分味が薄くなります
作り方
1、ニンニクは芽を取り除き、包丁でつぶす。アンチョビは細かく刻む。鍋に湯を沸かす(塩は一切入れません)。
2、フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニクと鷹の爪をオイルの中に加えて弱火にかける。パスタを茹で始める。
3、ニンニクの香りが立って色付いてきたら、アンチョビを加えて炒める。香りが立ってオイルになじんだら、火加減を中火にし、パスタの茹で汁を少量加えて煮立たせる。
4、トマトを加え、へらで潰しながら、ソースが2/3量になるぐらいまで煮詰める。火加減が強く吹きこぼれるようなら火を弱める。パスタが茹で上がる直前にオリーブを加え、こしょうをふってさっと混ぜる。
5、茹で上がったパスタの水気をザルなどでふるってしっかり切り、フライパンに加え、ソースを全体に絡める。皿に盛り、パセリを振って完成。
ポイント
・味付けに塩を使わず、アンチョビを調味料のようにたっぷりと使うことで、魚介の風味が効いた仕上がりになります。塩で味付けするよりも旨みが出ます。
・トマトの水分を飛ばすことで、トマトが持つ旨み成分を凝縮させ、味がぼんやりするのを防ぎます。
・茹で上がったパスタの水分をしっかり切ることで、煮詰めたソースが薄まるのを防ぎます。
・塩漬けのオリーブの強い塩分がアクセントになり、あと掛けの法則となっています。
アンチョビは発酵食品なので、旨み成分の宝庫です!
また、
トマトに多く含まれるグルタミン酸
アンチョビに含まれるイノシン酸
これら二つが合わさると、相乗効果でさらにおいしさがUPします。
おいしくないわけがありませんね。
私は5分でぺろりでした。
今回、塩漬けオリーブはこちらを使いました。
ホールのものより割高なのでしょうが、
塩分量がきっちりと明記されているので使いやすいのです。
アンチョビは、こちらのサイトを使って塩分量を計算しました。
アンチョビは、おそらくメーカーによって塩分量が違うと思うので、
目安に過ぎません。
なので今回はアンチョビ9gで作っています。
10gにすれば1.8gちょうどぐらいですが、
あえて9gしか使わずに総塩分量を1.7gにしているのは、そういうわけです。
このサイト、とても優秀で、
グラム数を入力すれば塩分はもちろんのこと、タンパク質の量まで自動計算してくれます。
成分表記のないような肉や魚の栄養をしらべるのにもってこいです!
塩分制限・タンパク制限のある方には必須のサイトですね。
アンチョビの旨み成分について調べていたら、こんな記事がありました。
Umamiバーガー!
非常に勉強になります。
今回はアンチョビを使いましたが、
苦手な方は、他の食材に変えてもおいしいです!
ツナや鶏肉は王道でおいしいです。
ベーコンも、オーソドックスな味わいでいけます。
イカやエビなどの魚介もいいですね!この場合は名前がペスカトーレになります。
これからの季節なら、アサリが最高です。
いずれの場合も、味付けに塩を調整して加えてくださいね。
是非お試しください!
★instagramアカウント:bistro_1.8g
こちらも是非チェックしてみてください!
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